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K

中学二年生の私はある女の子と出会いました。
仮名として、その子をKちゃんと呼びます。


放課後、教室の黒板にKちゃんはかわいい絵を描いていました。

私はそれを見て、「あ、○○や」と言いました。
今の私はそれを見ても、わざわざ言葉にはしないだろうなあ。

それを聞いたKちゃんは、ぱっと振り向いて、とても嬉しそうな笑顔を見えました。

これが私とKちゃんの出会いです。


知り合った私たちは、何となく意気投合し、教室に会いに行ったりお手紙を交換したりするようになりました。

Kちゃんはいつもかわいい文字の隣に、かわいいイラストを添えてくれました。

私はそれを見るのが大好きでした。


中学三年生のとき、Kちゃんはある女の子と付き合いました。

私の友達でもあったその子は、自称同性愛者でした。実際はそんなことなかったのに。

その子はすぐKちゃんにくっつき、キスをしたり、やりたい放題で私は見ていられませんでした。


ある日、Kちゃんは泣いていました。

キスされるのも、ハグされるのもいやだと。
ずっと我慢していたのだと。

私はすごく悲しい気持ちになりました。

Kちゃんはずっと我慢して、その子と一緒にいたのです。

私は怒って、その子へ少しだけ言葉をかけました。内容は忘れたけど。

それからKちゃんは、その子と別れて色々と元に戻りました。


思えばこの頃から、私にとってKちゃんは形容しがたい、普通の友達とはちがうカテゴリーに属していたのだと思います。



高校時代のことはよく知りません。

好きだった音楽活動に尽力していたことぐらい。

一度だけライブを観に行ったことがありますが、私の知らないKちゃんを見るのが嫌で嫌で、もう行けませんでした。

それでもKちゃんの歌も、楽器も、とても素敵でした。

隣に立ちたくて、軽音楽部に所属していた私は楽器を練習したりもしたけど、長くは続かなかったなあ。


知らない間にバンド活動が休止していたときは、心のどこかで安心していました。



とってもいい子なのです、Kちゃんは。
私みたいな粘着に出会って、可哀想なぐらい。

それでも確かに、Kちゃんは私との関係をずっと繋いでいてくれて、本当に、唯一の、人生レベルで大切な子になっています。


以前変な男に引っかかっていたときは、もやもやで死にそうでした。…




何が言いたかったんやろう。


私が困っているとき、
私が悲しいとき、
私が嬉しいとき、
うんうん、と話を聞いてくれるKちゃんのことがとても大好きです。


私は、この子と出会って、男の子として生まれたかったと心から思いました。

好き、というのを異性愛としてでしか当時は考えられなかったので、あの子に嫌な思いをさせるものから正当な理由で守りたかった。

男の子として生まれて、あの子の彼氏になれたら、…
そんなどうしようもないことを、大切な友達相手に考えるなんて、どうなんでしょうね。


あ〜〜〜

とにかくね、おととい遊んだのが楽しかったんです。

なんにも考えたり計画立てたりしたわけでもなく、ただKちゃんの買い物に付き合って、ご飯食べてってしただけです。

でもど〜〜しようもなく楽しかったなあ。



んん良い感じにまとまらなかった。もういいや。

寝よ〜っと。